後悔した恋愛~年下ガールに思いを寄せて~③

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年下ガールに彼女がいることを伝えた。

思いつきで伝えたわけではない。

でも僕の思い通りなるかはわからない。

さてどうなるか…

年下ガールは言った。

「別れる気ないの?」

怒るわけでもなく冷静だ。

だが僕はここで確信した。

年下ガールはもう僕のことが好きだと。

僕はこう答えた…

「別れる気はない」

さてどうだ?

どうくる?

「彼女いるって言われてももう好きになってるからどうしようもない」

「彼女より好きになってもらえるようにがんばる」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

僕の勝ちである。

僕の描いたシナリオ通りの展開である。

気持ちが弱い時に彼女がいることに気付けば離れていくだろう。

気持ちが強くなると関係性を確認したくなって告白してくるだろう。

そして

気持ちが弱くもなく強すぎない時に言われたらどうだろう。

僕はきっとそう答えてくると思ってた。

僕は賭けに勝ったのだ。

これでもう年下ガールから告白されることはないだろう。

あとは気持ちを維持してれば離れていかない。

そこのケアをしてれば安心だ。

僕にとっては最高の結果になった。

1つを手放す選択ができる男はいるのだろうか

それからはいままで以上に連絡を取った。

年下ガールの恋心を維持するためだ。

しかしそう上手くはいかない。

何回か年下ガールと遊んだある日、こう言われた。

「やっぱり彼女いる男と遊ぶのは良くないと思う」

正論だ。反論できない。

年下ガールは正気を取り戻したのである。

もしかしたら友達とかに相談していたのかもしれない…

もしかしたら最初から気の迷いがあったのかもしれない…

僕は自分の勝利に酔って年下ガールの気持ちを理解することを怠ったのかもしれない…

だが今となってはどうすることもできない。

別れないと宣言してしまっているから今更

「じゃあ彼女と別れるから!!!」

なんてカッコ悪いことはできない。

ゲームセットだ…

でも正直この頃には僕の気持ちは完全に年下ガールにあった。

彼女と別れてもいいと思ってた。

しかし両方の女性を手に入れているのに自ら1つを手放す選択は僕にはできなかった。

最初から彼女と別れてればよかった…

そんなことを思っても年下ガールは帰ってこない…

これは終わったことなんだ…

そう自分に言い聞かせていつもの日常に戻ったんだ。

それは突然に…

年下ガールを失ったあとも彼女とはダラダラ付き合っていた。

別れる理由はない。

もうすでに1つ失っているのだからもう1つまで失う必要はない。

だが僕は気付いていた。

いや。気付かないフリをしていたというほうが正確だろうか。

年下ガールへの気持ちは消えてない。

僕はそうとう惚れていたのだ。

この感情を抑えきれなくなり年下ガールに久しぶりにメールを送ってみた。

するとすぐに返信がきた。

メールのラリーが続く。

まるで過去に戻ったかのようにメールが続く。

やはり年下ガールも僕への気持ちは簡単には消えていないのだろうか。

またメールの着信音が鳴った。

今度はどんな返事だろうか

ワクワクしながらメールを開こうとすると

年下ガールからではなかった…

彼女だ。

「別れよう」

あまりに突然すぎて理解するのに時間がかかった。

なぜだ?

どうして?

しかもメールで?

僕は彼女に電話をかけたが繋がらない。

とりあえず現実逃避するかのようにその日はもう電話をかけなかった。

翌日も彼女から折り返しの電話はない。

また僕から電話をかけてみる…

繋がらない。

なにが起こっているのだろうか

そのあとも何回か電話をかけたが繋がらない。

僕の頭の中は年下ガールなどいるはずもなく、彼女のことばかり考えていた。

いや、別れてもいいんだ。気持ちは年下ガールにあるんだし別れるのは平気だ。ただ理由が知りたいんだ。

数日後また彼女に電話をかけると繋がった。

少しの沈黙のあとに

「あっ、あっ、あれ?あっ、シュート?もしもし?」

電話に出たというよりは間違って電話に出てしまったみたいだ。

そこで僕は理由を聞いた。

簡単に言うと僕の気持ちが年下ガールにいくあまりそれが態度に表れ彼女は愛されてる自信がなくなってしまったということらしい。

それならばと別れることを了承した。

数年も付き合っていると愛情とは別の感情がある。

少し寂しい気もしたが、それよりもやっと解放されたと思ってしまった。

僕は本当に彼女に気持ちがなかったんだと確認できた。

これからはお互いの人生を歩んでいこう。

そう思いながら僕は1人になった。

シュートのイニシャルは「S」

晴れて自由の身になり友達とよく遊んだ。

年下ガールとも会ってはいないが頻繁に連絡を取り合っている。

自分勝手なのは承知だが僕は年下ガールと付き合いたいと思っていた。

彼女と別れた今、障害はなにもない。

僕は年下ガールを夜のドライブに誘った。

正直誘うのは緊張した。

年下ガールが正気を取り戻して以来会っていないのだから当然だ。

だが意外にもすんなりOKをもらった。

年下ガールとのドライブはとても楽しかった。

やっぱり何をするかよりも誰とするかだと改めて思った。

でも僕は口説かなかった。

ここで口説くと間違いなく失敗すると確信していた。

年下ガールから見れば身体が目当てなのかと思うに決まっている。

でも僕はそうじゃない。身体が目当てではない。

好きなんだ。単純に年下ガールのことが好きなんだ。

その後も何回か会ったのだが健全に遊んでいた。

そこでふとあることに気付く。

年下ガールの携帯電話にアルファベットのストラップが付いていたのだ。

しかもシュートのイニシャルの「S」である。

とてもテンションが上がった。

多少遠回りはしてしまったがハッピーエンドが見えた瞬間だった。

だけど男ってのはカッコつけたがりの生き物だから

「そのストラップのSってなに?」

とか聞けないんだ。

まぁ聞かなくても僕の「S」ってことはわかっているのだが。

お互いの両思いを確信しつつ、いつ口説こうかと考えていた。

好きな人がいるんだ…

さてどうやって口説こうか。

下手な小細工はいらないのかもしれない。

僕たちの関係はちょっと特殊だ。

先に告白したほうがいいのか?

それとも先にまた抱くほうがいいのか?

健全アピールはもう終わりだ。

ここで行動しなくちゃ男じゃない。

僕は告白することにした。

簡単なことだ…

ただ「好き」と言えばいい。

確かに結果がわかっているのは面白くない。

OKしてもらえるかどうかのドキドキが告白の醍醐味なのも事実だ。

でもそんなのどうだっていい。

僕は年下ガールの「彼氏」になりたい。

あとは付き合うという名の口約束だけだ。

それからまた年下ガールと遊ぶ機会があった。

今日告白するべきか悩んだ。

正直、こんなに正式に告白なんてしたことがない。

ただ「好き」というだけなのに…

簡単なのに…

口が動かない…

僕がそういうことばかり考えていたせいで沈黙が長くなったのだろうか年下ガールが喋りだした。

「実は話があるんだけど」

なになに?と言う僕に年下ガールは話し始めた。

「実は私、好きな人がいるんだ。多分そろそろ付き合えるかもしれない。」

僕は相槌をはさむ

「うんうん」

「だからもうシュートと会えない」

えっ?

えっ?

「あっ、そうなんだ…」

と返すのが精一杯だった。

どういうことだ?

僕たちは相思相愛の仲ではなかったのか?

僕の勘違いだったということか?

毎日の楽しいメールのやり取りはなんだったのか?おは

そして定期的に遊んでたのはなんだったのか?

頭にハテナがたくさん出てきた。

理解したくても頭が追いつかなかった。

とりあえずその日は帰った。

なにも聞かずに…

つづく

後悔した恋愛~年下ガールに思いを寄せて~④
前回まではこちら。 僕は年下ガールから好きな人がいると言われてわけがわからなくなっていた。 僕の思っていたシナ…

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