後悔した恋愛~年下ガールに思いを寄せて~④

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後悔した恋愛~年下ガールに思いを寄せて~③
前回の記事はこちらからどうぞ。 年下ガールに彼女がいることを伝えた。 思いつきで伝えたわけではない。 でも僕の…

僕は年下ガールから好きな人がいると言われてわけがわからなくなっていた。

僕の思っていたシナリオとは真逆である。

夢であってほしい…

夢であってくれ…

そう思ってもこれは夢ではない。

正真正銘のゲームセットだ。

本人の口からもう会えないと言われてはどうしようもない。

僕は年下ガールと連絡を取るのをやめた。

それからは年下ガールへの気持ちをごまかすように友達とたくさん遊んだ。

今は恋愛は休憩だ。

年下ガールの不可解な行動

年下ガールと連絡を取らなくなってしばらく経ったある日、一通のメールが届いた。

送り主は年下ガールだった。

メールの内容は他愛もない内容だったが、最後にこうかいてあった。

「数学を教えてほしい」

年下ガールは高校生だ。

そしてそろそろテストがあるらしい。

たしかに僕は数学が得意だったが、それは僕の通っていた学校のレベルなら余裕というだけだ。しかも僕はもう高校生ではない。

さらに年下ガールの高校は進学校である。

僕はチカラになれるのか不安だったが年下ガールと会える喜びのほうが大きく数学を教えることを了承した。

数日後、カフェで年下ガールと会った。

黒くて長い髪はあの時のままだ。

少しの近況報告のあと勉強を始める。

年下ガールが

「ここからここまでがテスト範囲」

と教えてくれた。

教科書をパラパラとめくって確認すると全くわからなかった。

やばい…

一応テスト範囲以外のページも見てみた。すると高校生の時の記憶が蘇ってきた。

またテスト範囲のページを見てみる。

全然わからない…

ここで僕は高校生のときの出来事を思い出した。

幼少期からずっと算数と数学は得意だった。

だがお世辞にも真面目に勉強していた学生だったとは言えない。

授業中だってずっと寝ていた。

それでも数学のテストは高得点だった。

僕の通っていた高校のレベルなんてたかが知れていた。

僕のテスト勉強はテストの前日にしかしない。

事前にテスト範囲を知らされるが前日までは教科書すら開かない。

一夜漬けというやつだ。

前日に教科書を開きテスト範囲を読む。

そのあと練習問題を解く。これだけだ。

僕が数学を好きな理由はそこにある。

覚えることが極端に少ない教科だ。

だが高校生の時に一度だけ失敗したことがある。

いつものテストのように教科書を家に持ち帰って勉強しようとしたのだが気付いたら寝てしまったのだ。

そのまま学校へ行ってテストを受けた。

前回の復習問題が3つあったのでそれは解けた。

しかし残りの問題は全くわからない。

残りは全部空白で提出した。

過去最低の12点だった。

授業も聞いてないしテスト勉強もしてないなら当然の結果だ。

なぜ僕がこの話をしたのか?それは…

年下ガールの今回のテスト範囲が僕の唯一失敗した範囲と奇跡的に同じところだったのだ。

おかしいとは思った。

年下ガールのテスト範囲の前後は簡単に解ける。でもここだけは全くわからなかったからだ。

さて、どうしよう。

年下ガールにかっこいいところを見せる予定が…誤算だ…

きっと時間をもらえれば教えることはできるだろう。

自分のテスト勉強と同じ要領で今から教科書を読んで勉強すればいい。

だがそれには年下ガールに正直にわからないと言わなくてはならない。

それとも思い出すフリをしながら教えるのと同時進行で理解していくほうがいいのか。

とりあえず思い出すフリをしながら教科書を数ページすばやく読んで理解し、その部分から教えていった。

だがここでなにか違和感を感じた。

年下ガールは勉強している。

僕はそれを見ている。

わからないところがあれば聞いてきて、それに僕が答える。

特におかしなところはない…

この違和感はなんだ?

数分後違和感の正体がわかった。

年下ガールは勉強する気がないように感じるのだ。

どうも勉強に身が入ってないように見える。

僕は勉強が理解できないのかと聞いた。

すると年下ガールは

「難しいね…」

と言ってペンを置いてしまった。

今日は年下ガールが勉強を教えてほしいというから会っているのだ。それなのになぜこんなにも勉強する気がないのだろうか。

僕が不思議に思っていると年下ガールが

「なんか疲れてきたからどっかで休憩したい」

と言ってきた。

どういう意味だ…

これは…

やっぱり…

そういうことなのか…

数時間後、僕はソファーでタバコを吸ってた。

横のベッドでは年下ガールがこっちを見ている。

僕は少しイジワルしたくなり

「勉強はもうしないでいいの?」と茶化すように聞いた。

年下ガールは笑いながら

「もうそんな気分じゃない」

と答えた。

タバコを吸い終わると二人で身支度を始めた。

そしてホテルを出て年下ガールを家まで送った。

全てを知った

翌日こそ連絡を取り合ったがそのあとは連絡はない。

僕からも連絡出来ずにいた。

あの日の出来事はなんだったんだろうか。

今思えばあの時の「数学教えて」は間違いなく口実だった。

年下ガールはあの日、最初から僕に抱かれるつもりできたに違いない。

でもなぜ?

そして連絡もない。

このまま終わりなのか?

僕は年下ガールに連絡を取った。

返信があったので疑問をぶつけてみた。

すると年下ガールから電話があり、全てを話してくれた。

僕と出会った当時は僕のことが大好きだったこと…

僕の家に来て急いで帰された時に他に女がいると感じたこと…

でも叶わぬ恋はやっぱり辛いから身を引いたこと…

恋愛対象ではなく友達として接すればいいと思ってよく遊んだこと…

その時には新しく好きな人ができてたこと…

ストラップの「S」はその人のイニシャルだったこと…

好きな人と付き合うことになりそうだったから最後に僕に抱かれて全てをリセットして新しいスタートを切りたかったこと…

僕は強がって

「そっか。じゃあ彼氏と幸せになれよ」

というのが精一杯だった。

それ以降は年下ガールと連絡を取ってはいない。

最後に

僕には二人の女性がいたのに気付けば誰もいなくなっていた。

もし年下ガールと出会ってなければ彼女と続いていたのか…

もしすぐに彼女と別れていたら年下ガールと付き合っていたのか…

どうすればハッピーになれたのか…

それは誰にもわからない。

はっきりとしていることは、僕は二人の女性を傷付けた。

それは変わらない事実だ。

でも後悔はしていない。

自分の感情に正直になった結果だ。

結末がどうであれ恋をしているときは楽しい。

その楽しい時間を過ごせたのだから僕は幸せだ。

ではタイトルにもある僕の後悔とは…

サカナを食べていればアタマがよくなってもうちょっと上手くできたのかもしれないということである。

ガハハハハ\(^o^)/

ということを先日年下ガールをいつも迎えに行っていたコンビニの前を久しぶりに通って思い出したからこの記事を書いたわけである。

おわり

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